2015年5月15日金曜日

高齢犬に多い変形性脊椎症

先日17歳8か月永眠したクロベエは、14歳のころから老化現象で背骨が曲がってきた。いわゆる、変形性脊椎症というやつだ。
変形性脊椎症は老化によって起こる関節炎のひとつで、関節の軟骨が磨り減って変形してしまうために起こるらしい。肥満や激しい運動、逆に運動不足で背中の筋力が衰えるなど、脊椎に負担がかかるような要因があると、発症が加速する可能性があるという。ひどくなると、異常な突起ができてしまったり、脊椎同士がくっついてしまう変形を起こす。こうなると痛みも伴うらしいが、幸いクロベエの場合は痛みは全くなかった。

その場所に負担がかからないよう、周りの関節を柔らかくしておくのがポイント。特に大きな四肢の関節である肩関節と股関節を緩めて稼働をスムーズにしてあげることで、背骨に負担を減らすことができる。

クロベエも、毎日一つ一つの関節を丁寧にケアしてあげてたっけな。。

2009.03 11歳
2012.03 14歳

拡大すると骨がぶつかってできたトゲトゲがわかる。。

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2015年5月10日日曜日

埼玉東日本アジリティー競技会

アジリティー競技会に行ってきました。雲一つない快晴でしたが、大凧揚げ広場というだけあって風が強かった。カレンはシニアになってきたので、今年から3度から2度を走っています。整体・マッサージのかいあって、まるで鎧を2枚くらい脱いだ体は、かなりしなやかになりました。JPはとても気持ちよく走れたんですが結果は8位。(もっと気持ちよく走った犬がたくさんいたんでしょう。。。笑) トンネルで呼ぶのを忘れて止まってしまったAG2の方が3位に入りました。久々の黄色いおりぼんで笑顔のカレン。

ちがうよ、眩しいんだワン

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2015年5月2日土曜日

見た目は綺麗なカレンの犬歯なんだけど。。

今日はカレンの健康診断ということで病院に行ってきた。かれんも若い若いと思っていたら、あっという間に11歳。すっかり老犬の仲間入り。

カレンは2年前に歯槽膿漏で歯を24本抜歯。歯科専門医が来ているので、ついでに歯も診てもうらうことになった。カレンに残っているのは犬歯と前歯だけだが、診断の結果、麻酔をかけて歯ブラシでは届かない歯周ポケットを掃除して抗生剤をつめる、という処置を勧められた。

その先生が師事しているカレンの手術をしてくださった日本一の先生は、なんといっても抜歯が一番(笑)。とにかく抜歯。犬に歯は必要ないと思っていらっしゃる。前回の手術のときも、犬歯だけは抜かないよう泣いて頼んで、絶縁された先生だ。その先生の弟子の先生だから、「まあ、3か月ごとにこのような処置をするよりは抜歯でしょうねー」とのご意見だ。(3か月は早いだろー)

しかし、医院長が勧めたのは、まずそのポケットの掃除の処置をして、ついでに脂肪細胞とって培養して、歯を支える骨を育ててみませんか、というご提案だった。まだ犬では成功していないとのこと。細胞の培養はもう何年も実績がある病院なので、それはいいとしても、何度も麻酔をかけるのはやっぱりやだな。

麻酔のリスクレベルは5段階。老犬はすでに1段階には入れてもらえず、どこも悪くなくてもレベル2。カレンもやっぱり老犬だったんだ、と実感させられて帰ってきました。さて、どうするか。。。

第三切歯はやばいとのこと




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