2016年12月30日金曜日

今年も一年、ありがとうございました!

2016年も間もなく終わろうとしています。みなさんにとってどんな一年だったででょうか?

個人的には、背骨の骨折入院から一年以上経過し、かなり人並み近い生活に復帰できた一年でした。最愛のクロベエくんとの別れ🌈から一年がたち、思い出しても笑えるようになりました。カレンもおかげさまで病気もせず元気にいられ、😃新顔のケイタも一歳を迎え、ようやくまとまな犬に近づいてきました。(笑)

今年お世話になった皆様、どうもありがとうございました。😄

シニアわんこさん、朝晩寒い日⛄に散歩に行くときは、一枚ベストなどを着せてあげてくださいね。冷える夜などは腹巻がおすすめですよ~。

老化は避けられないことではありますが、できることはしてあげて、みんな長生きしてほしいです。

今年お世話になった一部のお客様のわんこさんのお写真です。シニアわんこが多いですが、みんな本当に美男美女ぞろいで愛おしいです💗💗💗💗💗

どうか来年もみんな元気で過ごせますように。心よりお祈りいたします。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。


くろべえはうす
鈴木かおり
みんなカワイイ。来年も健やかに過ごせますように !!!


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2016年12月1日木曜日

かれんちゃんの引退試合?

先週は、半年ぶりのアジリティ競技会でソレイユの丘に行ってきました。失格もしたけどクリンランもできたよ。かれんパワーで太陽も顔出した。ほんと、不思議なんだけど、かれんが走るときだけは晴れるのです。正真正銘の晴れ女!

あと何回一緒に走れるかな〜と思うと、どんな結果でも愛おしい。今日も付き合ってくれてありがとう!

久々に走って疲れちゃったわよ!!と言わんばかりのかれんちゃん💛

2016年10月24日月曜日

後肢が立てないパグ犬さんの復活とパイロゲンの話

脳梗塞で倒れてから寝たきりになったけど、そのあとリハビリを続けていたパグ犬のモンちゃん(13歳)のお話です。

一時は自力で立ち上がったり、良い状態が続いたのですが、9月の頭に体調が急変して病院に行ったところ余命数日の宣告を受けました。生きているのが不思議なくらい血液の数値が低く、咽頭部にできた腫瘍も指摘され、この連絡を受けた時には私も大変落ち込んでおりました。

そこで思い出したのがパイロゲンです。パイロゲンは健康飲料水とされていますが、様々な不思議な効能があることを知っているので、試しにもんちゃんにパイロゲンの摂取と腫瘍部分への湿布をやってもらいました。

パイロゲンは、うちのカレンの歯槽膿漏に効果が出ています。獣医からは、残した犬歯は根が腐っているので一年以内に頬に穴が開くでしょう、と宣言されましたが、パイロゲンを投与して4年たった今でもまったく元気な犬歯がキープできています。(あの時、犬歯だけは抜歯しなくて本当に良かったと思う。)

そして、ひと月過ぎた頃、飼い主さんからメールをいただき、もんちゃんは元気になり、腫瘍もなくなっていると病院で確認されたそうです。ほんとうに驚きでした!!パイロゲンが本当に効いたのかはわかりません。でも結果オーライです。本当に良かった。💦

元気になったと言っても、後肢は立ち上がることはできないので日に数時間車いすに乗ったりしています。

先日、伺ったもんちゃんは、しっかりした顔つきで安心しました。いつものように、負担のかかる前肢を緩め、足のむくみを取り、後肢で踏ん張るリハビリを頑張りました。
もんちゃん、がんばれ。長生きしてほしいです。

 
復活したもんちゃん。元気になってよかった!!


2016年9月18日日曜日

老犬セミナーにご参加ありがとうございました!

先週の日曜日は「老犬セミナー」を開催しました。6名の方に参加いただき、お昼をはさんでほぼ4時間のコースで、シニア犬の食事、トイレ問題、アンチエイジング、具体的な介護などについて、実習を交えてお話させていただきました。

参加下さった皆さんには満足して帰っていただけたので本当に良かったです。ありがとうございました!以下のようなうれしいコメントをいただきましたのでご紹介します。 (^0^)v

「老犬はまだいないのですが、介護の感じの様子がよくわかりました。足の弱り防止のバランスディスクをすぐに取り入れたいと思いました。」

「分かりやすかったです。これから使えそうな技があってよかったです。トイレを外でしかしないので今から意識したいと思います。大型犬の便座のお話が参考になりました。お水の量なども意識していなかったので、これから気をつけたいです。」

「とても参考になりました。いろいろな介護の実体験の話が聞けて勉強になりました。褥瘡パッドの作成や筋肉の大切さ、歯の手入れなどが役に立ちそうです」

「思っていた以上の内容で、大変勉強になりました。褥瘡パッドやオムツの作り方も実際にやってみて、今まで自己流で四苦八苦してたのに、こんなに簡単にきれいに、手早くできて感激!」

「老犬になる後どうなるのかを一通り教えていただくことができてとても良かったです。老犬やボケのサイン、体の変化などが興味深かった。参加して良かったです。」

 「介護の深さ、工夫を知ることができてとても良かったです。道具の工夫はとても勉強になりました。」


今回の老犬セミナーは主に「生活編」でしたが、「老犬向けのストレッチ・マッサージ編」についても教えてほしいという要望がありましたので、また今度検討したいと思います!


カレンでバランスディスクのデモを披露。

職層パッドやオムツの作り方を実習しました!



2016年8月19日金曜日

老犬セミナーを開催します!(9月11日)

くろべえはうすでは、老犬セミナーを開催します。

「うちの子が寝たきりになったら介護はどうするの?」「高齢のワンちゃんにしてあげられることはなんだろう?」そんな疑問にお答えします!

犬の老化を遅らせるために飼い主さんがしてあげられることはたくさんあります。
老犬の食事、トイレ、生活環境、ボケ、そして介護、アンチエイジングについて役立つノウハウをお教えします。犬のシニアライフは、手をかけてあげれば大きく違います。奮ってご参加ください!!

※ 参加者には、歯肉炎などに抜群に効くスプレーをプレゼント‼️


老犬セミナー「シニア犬に元気でいてもらうための暮らし方」 

日時:2016年9月11日() 10:00-15:00(お昼休み含む)

会場:東京都東大和市南街 (西武拝島線東大和市駅から徒歩15分、車は近所のコインパーキング1日800円)

料金:4,000

お申込み:①氏名、②住所、③携帯電話番号、④メールアドレス、⑤ご職業 
      を記入の上、kaorikurobe2012@gmail.com  までお申込み下さい。   

<老犬セミナー内容>

犬の老化について
シニア犬の食事
シニア犬のボケについて考える
シニア犬の生活環境を見直そう
シニア犬のトイレ問題
シニア犬の介護が始まったら
アンチエイジング:バランスディスクの使い方


暑いけど練習頑張った !

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2016年8月5日金曜日

15歳って、老犬にとってとても大切な歳

うちのお客様には老犬さんが多くいらっしゃいます。それもなぜか15歳の子がほとんどです。なぜ15歳なんでしょうね~。

犬の15歳って、たぶんすごく大事な歳なんだと思います。ちょうど老化による体の変化が顕著になり、飼い主さんがそれに気付く時。大型犬にとっては、いつ体調が悪くなってもおかしくない年頃。。。毎日毎日が大切な日々だと思います。

共通した体の特長は、骨盤が下がる、後ろ足が前に入り込む、かかとが地面に付きそうになる、膝が内側に入り込むなどがあります。

もう少し早く気がついてケアしてあげていればなぁ、、、といつも思ってしまいます。たぶん1年前にはそんなからだの兆候は出ていたはずなんですよね。

でもいくつになっても、決して遅すぎると言う事はありません!人間のアンチエイジングも同じですが (笑)。高齢になってきたら、わんちゃんの体の歪みや歩行の変化に早く気づいてあげましょう!

ほとんどの老犬さんは、まず大腿四頭筋が衰えてきます。後ろ腿のハムストリングも痩せてきます。そうすると内股の筋肉で支えようとするため、カチカチの筋筋になってしまう子が多いです。

「くろべえはうす」で行っている施術は、こういった硬くなっている部位の腱を緩めることによって、歪みを改善し、関節の可動域を広げることができます。

また、それと合わせて、筋力の強化を行うことを勧めています。老犬さんの筋肉強化といっても、たくさん走ったり、たくさん歩かせたり無理させてはいけません。

たとえば、無理のない正しい停座からの「立ち上がり運動」や「坂道運動」、またバランスディスクなどを使った後肢の筋力アップ方法を提案しています。

ケアしてあげるのとあげないのでは、ホントに大きな差がでてきます。最後まで寝たきりにならず、自力でトイレができるわんちゃんの老後を送りたいですよね。そんなご家族の願いをご支援しています。

今日で12歳と6か月になったうちのカレン。そろそろ真面目にケアしてあげないと、、、。

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2016年7月10日日曜日

研究会:トップアジリティー犬をガン見

昨日は、私が卒業した犬護舎さんの研究会に参加してきました。テーマは、「国内のトップアジリティー犬のパフォーマンスをケアの視点から動画解析する」。

教材は日本の代表チームを決める選考会の動画をひたすら解析。ここでは、日本のトップハンドラーの「ハンドリング」には目もくれず、ただただひたすら犬の動きをガン見です。

すばらしい成績を残した犬ばかりなのに、ベストコンディションで走っている犬は本当にわずか。。大幹がかたくて固まったまま走っていいる子や、四肢の関節がうまく伸びずにバーを飛んでいる子がほとんどというのが現状なのです。あそこをケアしてあげればもっと早くなるのに~、犬も楽々はしれるのに~、といいながらの改善ポイント探しでした。

しかしこれ以上犬が速くなったらハンドラーの足がついていけない、なんて副作用も。。。

私も早くうちのケイタと走りたい気持ちになりました!まだまだ基礎練習も序の口なんですけどねー。


数年前のカレンちゃんと。

関連記事:
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2016年6月24日金曜日

コーギーのちびちゃんが「めざましテレビ」の「今日のわんこ」にご出演!

いつも定期的にケアをさせていただいているコーギーのちびちゃんが、先日めざましテレビの「きょうのワンコ」に出演しました~!!
なんて男前に撮れているんでしょう!!

13歳になったちびちゃんは、数年前から変性性脊髄症(DM)と戦っているワンコさんです。お母さんの愛情をたくさん受けて、リハビリがんばっています。

動画はこちらです。http://www.fujitv.co.jp/meza/wanko/5149.html

DMのワンコさんには、下記のポイントでケアを行います。
1)前肢:負担のかかって硬くなっている肩間接と首の腱
2)後肢:硬くなっている骨盤周り
3)後肢の神経回路の維持と筋肉および関節硬化を防ぐためのストレッ
4)車椅子による自動運動: 飼主さんによる




2016年5月28日土曜日

脳梗塞で寝たきりになったパグ犬さんのケア

定期的にケアさせて戴いてた12歳のパグ犬さんが、先日、脳梗塞もしくは脳の障害で痙攣を起こして倒れてしまいました。2週間経過して症状は治まりましたが、後遺症で寝たきりになってしまいました。夜泣きも酷いとのことで今日はコンサルティングに伺いました。

伺うと、寝たきりといっても前足を伏せて頭を上げるほど回復しており、下半身が不自由という状態でした。顔つきはしっかりしていて目力もあり、私を見ると嬉しそうな顔をしてくれたので少し安心しました。^_^
寝たきりになったワンちゃんの注意すべき以下のポイントをアドバイスさせていただきました。

- ご飯のあげ方
– 床擦れの予防
- 四肢の筋力回復のリハビリ
-マッサージとストレッチ
- オムツの作り方と排泄方法
- 夜泣きの改善方法

長期にわたる介護は、時々手を抜くことも必要なんですよ〜。
目標は介助付きの自力の排泄です。根を詰めずにゆっくり、一緒に頑張りましょうね。


今回は大変だったね。でも大好きな家族にケアしてもらって
幸せなモンちゃん


















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2016年4月29日金曜日

老犬の生活環境を見直そう

老犬になると運動機能が低下するとともに、体力や抵抗力が低下することから、生活の環境を見直してあげる必要があります。

老犬の抱き方
  • よく膝の上に人の赤ちゃんを座らせるように縦に抱っこするケースを見かけます。お尻を支え、背骨を垂直に立てるこのポーズは腰や背骨に負担をかけるので避けましょう。老犬は足や腰に痛みを持っていることが多いため、背骨が地面と水平になるように抱きます。

危険ゾーンの改善
  • 老犬に限りませんが、フローリングの床や畳は足が滑ることによって、犬の足腰に負担をかけます。その状態が長く続くことによって足や腰の関節を痛める子もたくさんいます。筋力が弱った老犬にはなおさらです。滑らないような絨毯やマットをしくなどして、負担を軽くしてあげて下さい。足の裏の毛を常に短くする、爪を伸ばさないように切ることも併せてやってあげましょう。
  • 階段のある家は柵などでガードし、落ちない工夫が必要になります。「うちの子は階段の前で止まるから大丈夫」と言っていても、歳をとると段差などお構いなく進むようになります。そして、いつか踏み外す日が必ずやってきます。そうなる前に対策をとってあげてください。
  • 若い時には飛び乗っていた段差にはスロープを作ってあげます。ソファーなどから飛び降りるのも避けるようにします。ワンちゃんの足の長さより高さのある階段は腰に負担になるので避けましょう。特に、ダックス、コーギーなどの胴長のワンちゃんは普段から背中や腰に負担がかかっているため要注意です。
  • カーテンや家具のちょっとした隙間も注意が必要です。家に帰ったら、ワンちゃんがカーテンに巻かれたまま動けなくなって鳴いていた、隙間に顔を突っ込んで出られなくなっていた、というケースはよくあります。こういった危険な箇所は作らないようにするか、近づけないようにガードを置くなどしましょう。
  • 寝たきりではないけど、這ってどこかに移動してしまう子の場合は、サークルなどにいれることをお勧めします。体が自由に動かないワンちゃんが這って移動して、体勢を立て直せずに筋や関節を痛めて、そのまま寝たきりになってしまう子もいますので注意が必要です。
  • 老犬になると、ほとんどのワンちゃんの目が白く濁る白内障になり視力が低下します。昼間は見えても夜の散歩など、暗い所から見えなくなってきます。部屋の中でも、ぶつかって痛そうな尖ったものはよけてあげるか、ぶつかっても痛くないようにクッションを巻いてあげましょう。
暑さ寒さ対策
  • 老犬になると体温調節機能が衰えてきます。夏になると、世界最高気温を記録する日本では、高齢のワンちゃんを外につないでおくのはあまりにかわいそうです。若いころは平気であっても、高齢犬になったら家の中に入れ、夏も冬も人間と同じくらいの快適な温度の環境にしてあげて下さい。
  • 室内飼いのワンちゃんも同様です。老犬に適切な温度は、23-25度、湿度50%くらいといわれています。
  • 夏のクーラーは、床に近いほど気温は低くなります。直接冷風が当たらないように注意しましょう。
  • 留守番させるときには、いつ天気が変わり締め切った部屋が暑くなるかもしれませんので、必ずエアコンの「自動」をセットして出かけましょう。。
  • 電気カーペットを使うときは、低温やけどに注意し、熱かったら逃げられるスペースを作ってしいてあげましょう。



2016年4月5日火曜日

ケイタの上顎の乳歯が抜けない

ミニチュアプードルのケイタも6か月になり、大人の歯が生え揃ってきました。しかし、上顎の犬歯が抜けずに重なってはえてきた。いつまでも放置しておくと、歯並びにも影響するし、そのうち歯石もたまってしまうので、抜歯しなきゃだめかなー、と思いつつ病院に。

ところが一週間前とは違って、歯茎に赤くポツンとなってきた。これは歯根がとけてきて透けてみえるからなんだって。これが見えてきたら歯もぐらぐらしてきて、抜けることが多いとのこと。

もうちょっと見守ってみることにしよう。











































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2016年2月8日月曜日

ミニチュアプードルの新顔ケイタです

ウチの新顔ケイタ、4ヶ月をご紹介します。本名は啓太。呼名はケイくん。少しもじっとしていないきかん坊です。走る走る、元気元気!うちでは怪獣と呼んでいます。

犬も人もフレンドリーで外ズラがが良い。何に対してもひるむことなし。カレンにしつこくジャレていつもウザがられています。唸られてもひるまないので、カレンがお疲れ気味でかなり気の毒。今月から本格的にオビ開始しました。

体重4.8kg  ここにきて日々増加中。一日150g食べる。はたしてスモールクラスに収まってくれるのか??

独自の世界観を持つ。鏡に映った自分の姿を凝視すること1分。車酔いが治らない。健康な優しい子に育ってね~。

とにかく元気!走るはしる。

かわいいというよりハンサムでしょ?





2016年1月31日日曜日

14歳ボーダーコリー・アグレくんの近況

昨年の10月からケアさせていただいている、元かっ跳びボーダーのアグレくん。初めのころは関節が硬くて座ったり立ったりが辛そうだったり、左右の後肢が内転気味で歩くのがおぼつかなかったのですが、2回目くらいでかなり良くなり、最近も調子は良いようです♪。月に1、2度ケアさせていただいているのですが、今日は今年初めてのケアでした。

いつもの後肢全体のほかに、背骨のストレッチもして、前肢も肩間接と肩甲骨まわりを緩めてあげました。足取り軽く帰っていきましたが、その後飼い主さんから、元気な夜のお散歩の動画のご報告が!

長老のアグレくんが、若者2頭をおさえて先頭を元気に歩いています♪♪

後肢の筋肉トレーニングとして、正しい位置での「スワレ→ 立って→ほめる」 (^-^)/
関節をややわらかくしてあげた後に、無理をしないで、正しいスワレとタッテという動作のセットを、日に数回やってあげてくださいね~、と飼い主さんにお願いしました。



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2016年1月23日土曜日

変性性脊髄症(DM)のコーギーさん14歳のケース

今日はもうすぐ14歳になるコーギーのリクゃんのケアに伺ってきました。
リクちゃんは、変性性脊髄症(DM)を発症しており、昨年の秋冬くらいから後足の歩行が難しくなりました。でもお母さんに車椅子を作ってもらい、運動療法も積極的に行っています。歩行が困難になって散歩に行けなくなると、ストレスからアグレッシブになる子が多いと聞きます。でもリクちゃんは、お母さんの努力のかいあって性格も穏やかなままで、ケアも気持ちよさそうにさせてくれました。

まずは、疲労が前肢に溜まり首筋から硬くなっていたので、首から前肢の硬くなっている腱と筋肉を緩める施術をしました。また、動かない後肢の神経の感覚能の改善、筋肉および関節の硬化を防ぐための他動運動のリハビリテーションを行いました。

なんといっても日々の自宅でのケアが大事です。お母さんには、がんばり過ぎないで続けてもらえるようにケアのポイント伝授させていただきました。

ケアをするとしないでは、大きな違いがでてきます。リクちゃんが健やかに過ごせますように、少しでもお役に立てれば幸いです。

穏やかで優しいリクちゃん。お母さんと二人三脚でがんばろうね。

お母さんとおばあちゃんにケアしてもらって幸せだね。


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2016年1月21日木曜日

「老犬に元気でいてもらうための暮らし方セミナー」の講師をやってきました

先週の週末は、私の母校である「いぬごや」で行っている卒業生の研究会において、老犬のQOL(Quality of Life) 向上のための暮らし方について、レクチャーさせていただきました。

まる一日かかる内容を、約3時間にぎゅっ~とまとめてご説明。

「シニア犬に元気でいてもらうための暮らし方セミナー」

  • 犬の老化について
  • シニア犬の食事
  • シニア犬のボケについて考える
  • シニア犬の生活環境を見直そう
  • シニア犬のトイレ問題解決のヒント
  • シニア犬の介護が始まったら

    - 歩行の介護
    - 食事の介護
    - 排泄の介護 
    - 入浴の介護
    - 寝たきりの介護


おかげさまで、大変勉強になったというたくさんのコメントをいただきました。

ご希望があれば、出張セミナー承ります。




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2016年1月14日木曜日

老犬さま整体フルコース(動画付): ボーダーコリー14歳 のケース

施術前と施術後の動画を追加しました!

ボーダーコリーのアンドリューくん、14歳。若い頃はバリバリのカッ跳びアジリティー犬でしたが、最近では筋肉量が落ちてきて、座れや伏せの動作がしんどそうで、伏せた状態から立ち上がるのも一苦労です。伏せている時には前肢を交差していることがよくあります。立った状態では、まだかかとを立てて台型スタイルを保っているものの、後肢の左右の幅がだんだん狭くなって内側に入ってきています。

触ってみると前肢の肩関節がカチカチだったので内側とあわせて緩めました。次に体幹も硬くなっていたので肋骨周りを緩めました。後肢は硬くなってる腸骨周りと鼠蹊部、膝の内側、坐骨をケアしてあげました。ROMをかけた後、最後に寝たきりの子用のサービスもつけてあげて「老犬さま整体フルコース」をやってあげましたよ!

するとまあ、施術中も気持ち良さそうでしたが、その後の足取りの軽いこと❗️
今にもスラロームやりそうな勢いで小走りで歩いて行きました。(^O^)/
よかった、よかった! 内側は効果的。


(注意) 緩める = もむ  ではないのでご注意下さいね。決して関節は揉んではいけません。


後日、飼い主さんの話によれば、夕方の散歩では引っ張って歩いてたので驚いた、とのことでした。

<2015/10/5執筆>



施術を始めた頃の2015年10月5日




2015年12月20日撮影。 11月中頃には引っ張って散歩するまで回復。



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