2016年1月23日土曜日

変性性脊髄症(DM)のコーギーさん14歳のケース

今日はもうすぐ14歳になるコーギーのリクゃんのケアに伺ってきました。
リクちゃんは、変性性脊髄症(DM)を発症しており、昨年の秋冬くらいから後足の歩行が難しくなりました。でもお母さんに車椅子を作ってもらい、運動療法も積極的に行っています。歩行が困難になって散歩に行けなくなると、ストレスからアグレッシブになる子が多いと聞きます。でもリクちゃんは、お母さんの努力のかいあって性格も穏やかなままで、ケアも気持ちよさそうにさせてくれました。

まずは、疲労が前肢に溜まり首筋から硬くなっていたので、首から前肢の硬くなっている腱と筋肉を緩める施術をしました。また、動かない後肢の神経の感覚能の改善、筋肉および関節の硬化を防ぐための他動運動のリハビリテーションを行いました。

なんといっても日々の自宅でのケアが大事です。お母さんには、がんばり過ぎないで続けてもらえるようにケアのポイント伝授させていただきました。

ケアをするとしないでは、大きな違いがでてきます。リクちゃんが健やかに過ごせますように、少しでもお役に立てれば幸いです。

穏やかで優しいリクちゃん。お母さんと二人三脚でがんばろうね。

お母さんとおばあちゃんにケアしてもらって幸せだね。


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