2017年8月17日木曜日

カレンの腎臓病:「老犬だからしかたない」は大きな病気を見過ごすことに!

カレンの多飲多尿が気になるので、西洋医学で見てもらうことにした。そしたら、血液検査の結果、腎臓が悪いことが判明した。BUN91、クレアチニン3.4となかなか悪い。
夕方になるとドアを見つめてずーっと座って待ついつもの姿もなく、だら~っと寝てばかり。多飲多尿はあいかわらず。

しかし、低蛋白・低リンの腎臓サポートフード半分と、「コバルジン」を半分ほど2日間処方して再度検査したら、BUN69、クレアチニン3.0とすぐに数値は下がった。
尿中蛋白/クレアチニン比(UPC)、尿中微量アルブミン/クレアチニン比(UAC)は低いのでまあ良し。

それからは、100%処方食にし、薬も全部飲ませる。水素水H4Oもたくさん飲ませた。
処方食なんてろくなものから出来てなさそうなので、(助けられたくせに💦)夜は手作りご飯をたべさせている。おやつもタンパク質とリンの低いものに変えた。
すると、元気がでてきた。前のようにドアに向かって数時間前から座って私の帰りを待つようになった。おねしょもなくなったし、飲む水の量も減ったような気がする。動きも活発になった。

病気発見から10日後に再度数値を計る予定。ここでクレアチニンが2点代に戻っていることを切に願う。どうか神様お願いします。

しかし、エコーで発見された副腎の肥大の問題もある。褐色細胞腫の疑いもあるとのことで、苦難は続く。

くろべえは、心臓が悪かったけど、13歳の時なんて元気そのものだった様な気がするけどな~。まだ早いぞカレンちゃん。

自分ではわかっているつもりでいたのに、わかっていなかったこと。

「歳のせいか調子が悪そう」「老犬だから疲れやすいのはしかたがない」というのは大間違い。「歳のせい」なんかじゃない。「具合が悪そう」なのには、ちゃんと理由があるのだ。
すぐに病院にいって見てもらうことが何よりも大事だ。

アジリティーのフィールで


関連記事
後足が痛くてうまく歩けなくなったラブラドール(11歳)さん
馬尾症候群の予備軍ではありませんか?
股関節に問題のあるボーダーコリー13歳のケース
肉球や舌でワンコの体調や不調がわかる中医学的診断
脳梗塞で寝たきりになったパグ犬さんのケア

犬の整体・マッサージ・老犬ケアの くろべえはうす  ホーム

お問い合わせはこちら