2017年12月30日土曜日

今年最後のおしごと。来年もよろしくお願いします。

今年最後のお仕事は、ラブラドールのコウタちゃん(11歳)。毎月定期的にお伺いしているワンコさんですが、今日はとても協力的でフルコースの施術をさせていただきました。

後足が悪くて散歩ができないということで初めてお伺したコウタちゃんですが、今では毎日お散歩に行けるように💛。でも後足をかばってか、最近気になるのが前足の運びです。まずは、気持ちのいい首から肩甲骨、そしてコチコチになっている上腕筋を集中的にゆるめ、体幹、骨盤、座骨回りをフルコースで。股関節はROMをかけて緩めます。

つぎに、四肢のストレッチと背骨のストレッチ。ず~っと気持ちよさそうにしてくれて、最後にはめずらしく(飼い主さんいわく)全身で伸びをしてくれました!これですっきり新年を迎えらえれるね。来年も元気でいてね~。

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

くろべえはうす
鈴木かおり



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2017年11月7日火曜日

老犬の歯周病対策にいいものを見つけた!

カレンが腎臓病をわずらってから3か月が過ぎた。それとともに、なぜか歯周病も一気に進んでしまったような気がするので、いろいろ検索していたら、下記の様様なものを発見した。
須崎動物病院さんが販売している歯周病対策セットだ。使い方は、口の中を綺麗にしてから、クマ笹エキスとやらを一滴たらし、そのあとに、乳酸菌を少しの水で溶いたものを歯周ポケットを中心にパックするのだ!

カレンには朝晩水歯磨きと不織布などで、一日2回もケアしている。子犬のころからケアしていたのに、もともと弱いのか、2歳のころから歯根があらわれ、9歳のときには、歯槽膿漏で24本も抜いてしまった。残っているのは、犬歯と前歯のみだ。それでも、下の歯が最近くさって二本抜けた。ここまできたら、いっそ抜けてほしい。上の第三切歯もぐらぐらしてきたので、一瞬でも麻酔をかけて抜けないものかと獣医にきいてみたが、腎臓病なので一気に悪くなることもあるので、無理とのこと。

パイロゲンだけでは効かなくなってきたので、なんとか、現状維持できるものはないかと探したところ、見つかったのがこれ。

現在10日くらい使用しているが、出血や膿は出なくなった。なかなか効果が出ている模様。匂いは全くしなくなるとはいかないが、味も良いのか、喜んでパックさせてくれる。

使い方は綿棒とか書いてあるが、指でやるのが一番良いみたい。


綿棒なんかより指で塗るのが一番だ


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2017年11月4日土曜日

カレンの腎臓病 その2

あっという間にカレンダーもあと2枚。。カレンの腎臓病だが、発覚した8月には、BUN91、 Cre3.4、その後9月末の検査でBUN45、 Cre2.6に下がっていた。他に手だてはないか色々考えた。そして薬の与え方を変えたり、時々手作りご飯にもしてみた。 でも1週間前に3日間ほど多飲多尿になり、涙やけも始まった。何が原因なんだろう。。そのあとCre2.8になっていた。

今度はサプリメントはストレチアKを使ってみた。コバルジンは食後1時間後に変えてみた。おかげさまで元気や食欲はある。前より元気になったようだ。サプリメントが効いているのか?! 今日は一ヶ月ぶりの検診だったがその結果は、Creが少し下がって、BUN45、Cre2.6だった。 サプリの効果をおおいに期待したのだが、、、でも少しは効いたのだろうか💦

処方食だと免疫力が高まるとは思えないので、たんぱく質を計算したうえで手作り食も時々あげている。

本人いたって元気なので、数値が下がっていることに期待したのに残念だったが、現状維持だけでもよいと思った方が良いのかなぁ。獣医によれば、この数値で、元気で食欲もある方が珍しいとのこと。最近涙やけもひどいので、これも何か関係があるのかもしれない。
お高いけど、クロベエの心臓の時もHの方でお世話になったので。


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2017年8月17日木曜日

カレンの腎臓病:「老犬だからしかたない」は大きな病気を見過ごすことに!

カレンの多飲多尿が気になるので、西洋医学で見てもらうことにした。そしたら、血液検査の結果、腎臓が悪いことが判明した。BUN91、クレアチニン3.4となかなか悪い。
夕方になるとドアを見つめてずーっと座って待ついつもの姿もなく、だら~っと寝てばかり。多飲多尿はあいかわらず。

しかし、低蛋白・低リンの腎臓サポートフード半分と、「コバルジン」を半分ほど2日間処方して再度検査したら、BUN69、クレアチニン3.0とすぐに数値は下がった。
尿中蛋白/クレアチニン比(UPC)、尿中微量アルブミン/クレアチニン比(UAC)は低いのでまあ良し。

それからは、100%処方食にし、薬も全部飲ませる。水素水H4Oもたくさん飲ませた。
処方食なんてろくなものから出来てなさそうなので、(助けられたくせに💦)夜は手作りご飯をたべさせている。おやつもタンパク質とリンの低いものに変えた。
すると、元気がでてきた。前のようにドアに向かって数時間前から座って私の帰りを待つようになった。おねしょもなくなったし、飲む水の量も減ったような気がする。動きも活発になった。

病気発見から10日後に再度数値を計る予定。ここでクレアチニンが2点代に戻っていることを切に願う。どうか神様お願いします。

しかし、エコーで発見された副腎の肥大の問題もある。褐色細胞腫の疑いもあるとのことで、苦難は続く。

くろべえは、心臓が悪かったけど、13歳の時なんて元気そのものだった様な気がするけどな~。まだ早いぞカレンちゃん。

自分ではわかっているつもりでいたのに、わかっていなかったこと。

「歳のせいか調子が悪そう」「老犬だから疲れやすいのはしかたがない」というのは大間違い。「歳のせい」なんかじゃない。「具合が悪そう」なのには、ちゃんと理由があるのだ。
すぐに病院にいって見てもらうことが何よりも大事だ。

アジリティーのフィールで


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2017年7月2日日曜日

ホメオパシーの犬用クリニックに行ってきた

最近ちょっとカレンちゃんが老け込んできた気がする。13歳だもんな。ケイタに追い回されて疲れてるのかな。はじめて涙やけなんかもでてきたし。。と思い、ホメオパシーのクリニックに行ってきました。SCIO(スキオ)という機械を使うと、周波数を合わせて体やメンタルの状態が分かるそうです。

結論、カレンは、血が濃すぎる、酸素が足りない、という診断で、それらの処方をしてもらいました。で、初めての鍼とオゾン注入を体験。

他にも精神状態をいろいろ言われたけれど、2番目に突出していたのが、Joy!。Good mother というのもあって、母は少し安心💛。

あと、アジリティーの練習の時に車で炊いている蚊取り線香が、カレンの喉を傷めているとのことでした。これは発見できて本当によかった~。ドライフードも、ラムベースの赤身だったのでこれまた合わなかったらしい。💦おやつに使っていた馬肺や、乳酸菌のサプリもNGとでた。うーむ。困ったな。まだ沢山残っている。。。

コングはゴムに鉛の成分があるのでNGとのこと。ちなみにケイタは毎日かじってるな~。💦

夕飯だけでも手作りご飯をはじめるかー!!!と決意を新たにした母でした。

カレンには長生きしてほしいからね💛。

はじめての鍼治療。まったく動じず。(笑)

そういえは少し舌の色も青っぽかった

2017年6月18日日曜日

老犬さんの星⭐️アグレくん16歳の誕生日おめでとう!🎂🎉

14歳の頃からケアさせていただいているボーダーコリーのアグレくんがめでたく16歳の誕生日を迎えました!!前庭疾患やいろんな病気が出てきちゃいましたが、それでもこんなに元気に歩けます!!かかとも落ちてないし、素晴らしいフォームを維持しています!!(^O^)/

これからも元気で最後まで歩いてほしいです〜💕
耳が遠くなっちゃったけどね~。まだまだ男前なアグれくん。


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2017年5月28日日曜日

後足が痛くてうまく歩けなくなったラブラドール(11歳)さん

11歳のラブラドールさんが、半年程前から後足が痛そうで、最近では散歩も長くできなくなり、先週は5mも歩けなくなった、というメールをいただきました。

お家に伺うと、とっても人懐っこいワンコさんで、一緒に暮らしているもう一匹の小さめのワンコさんと私のことを出迎えてくれました!(^^)/ 立った姿勢を見てみると、後肢がだいぶ体の中心に(前方に)入り込んでおり、かかとが地面に近くなっている状態でした。老犬さんになるとよく見られる体形です。左後肢も内旋が見られました。

老犬さんになるとどこの腱も固くなってきます。悪そうな後肢だけでなく、体全体をの腱を緩める施術をしました。次に、前肢、後肢の老犬さん向けのストレッチを行い、股関節の可動域を広げる施術を行いました。

するとすると、施術後にはだいぶ後肢の形が良くなりましたよ!💗 (^o^)/
その日の夜には飼い主さんから嬉しいご報告が!😍「お散歩、歩けました!先週とは大違いで、2軒先から抱きかかえて帰ってきた旦那さんが驚いていました」とのことでした。

効果がでて本当に良かったです。飼い主さんには施術のやり方を覚えていただき、是非お家でも少しずつ続けてもらって、健やかなシニアライフを過ごしてもらいたいと思います。

すごく人懐っこいコウタくん。11歳、まだまだ若いから頑張る。



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2017年4月11日火曜日

馬尾症候群の予備軍ではありませんか?

馬尾症候群とは、腰骨あたりにある馬尾神経(馬の尾のように先が細く分かれている)が圧迫されることによって起こる神経症状です。腰のあたりの痛みや、歩行の困難、起立の困難、あるいは尿漏れなどの症状があります。診断は比較的難しく、ヘルニアでもない、変形性脊椎症でもない、などと他の疾患を消去していって消極的に診断される場合が多いようです。

先天性のものは骨の奇形などによって若い犬にも発症しますが、後天性の場合には、腰のあたりに負担がかかるような生活をしてきた大型犬のシニアが多いと言われています。例えば、アジリティーなどのスポーツのしすぎ、アジリティーのバーを飛ぶときに腰を釣り上げて飛ぶクセがある、などが原因でなることがあります。

では、なぜ、腰ばかりを使ってしまうのでしょうか?

理由一つには、他の関節が固くてうまく使えないからなんです。

そういうケースは、前肢・後肢の関節や脊椎などの他の関節の可動域を広げてあげることによって解決します。これはうちの施術の得意とするところです!

馬尾症候群では、脊椎の不安定が原因で馬尾神経が圧迫されため、その椎体をボルトで固定するという手術方法があります。しかし、この手術の後に、今までなんとか歩けていた子が全く歩けなくなってしまったというケースがあります。これは、他の関節の動きが悪いから、唯一動く腰の関節を使っていたのに(それで傷んだわけですが)それをボルトで固定したために、まったく動けなくなった、というわけです。また、ボルトで止めても引き続きここだけ動かさざるを得ないため、負担がかかってボルトが破損してしまうというケースもあります。

このケースも、他の固くなっている関節を緩めて可動域を広げることによって改善する場合があります。

小さい時から腰を曲げてフセる(膝を立てる形になります)。また、アジリティーで腰を跳ね上げて飛ぶ子などは馬尾症候群の予備軍かもしれませんよ。また、犬どうしでマウンティングを年中やっている子なども要注意です。早く気づいてあげてそのクセを直してあげましょう。
このように膝を立てて伏せをする形は良くありませんので直してあげましょう。


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2017年3月27日月曜日

肉球や舌でワンコの体調や不調がわかる中医学的診断

昨日は、犬の中医学的診断のセミナーに参加してきました。「五臓六腑」って聞いたことありますよね。その五臓である 肝・心・脾・肺・腎のうちの「肝」というのは、春🌸になると動き出すというか、不調になることが多いそうです。特に症状に表れるのが、「爪」「目」「筋」だそうです。爪が変色した、切るとぽろぽろ崩れる、割れる、目がくしゅくしゅする、💦涙やけがひどくなる、筋肉が痙攣する、あとイライラ怒りっぽくなる😠のも春が多いんだそうです。こんな症状は肝臓の機能が低下しているサインかも知れません。

また、不調な臓器や、その子のプラス・エネルギー(陽気)およびマイナス・エネルギー(陰気)のバランスなどが分かる、舌と肉球の診断方法を学びました。健康な子は老犬さんでも、肉球はふわっとして張りがあるとのこと。

うちに帰ってさっそく、13歳のカレンの舌をのぞいて、肉球を裏返しましたよ😊!ふむ、舌は薄くて程よいピンク色で、肉球も張りがあって大変良し♫。確かに若いころはもっと舌は赤くて陽気が強すぎるくらいでしたね。。

お仕事で出会うワンコさんにも少しでも役立てていきたいと思います!




















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2017年1月27日金曜日

股関節に問題のあるボーダーコリー13歳のケース

先週伺ったワンコさんは、ボーダーコリー13さんのAちゃん。座るときにまっすぐ座れず、姉さん座り(横座り)になってしまい、立ち上がるのが大変そう。左の後ろ足が歩く時にしっかり地面につけられず、ご飯をたべるときも浮いていました。これらの症状から、股関節に問題があると思われました。

Aちゃんは、少し警戒心が強くて唸るのと、いきなり骨盤や後ろ足を触られるのは嫌そうだったので、初回は、体幹と負担のかかっているであろう肩関節を緩めました。

するとどうでしょう、さっきまでウ〜言ってた子が、気持ち良さそうにウトウトしているではありませんか。。(^o^)

そして、その後の歩様は、ちゃんと左後肢を地面につけて軽やかに!

ご家族の方にはケアの方法を伝授し、毎日少しずつケアをしていただきました。

一週間後、様子を伺うと、食事の時に完全に浮いていた左後肢が少し着くようになったという嬉しいご報告が❗️*\(^o^)/*

まさに筋膜の全身タイツの法則ですね。今後のケアポイントとしては、これらとあわせて骨盤周りと股関節もケアしていきたいと思います。



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